
オンラインカジノを"ギャンブルではなく投資"とするためには、遊び感覚でプレイしたり、適当に賭けていては勝ち続けることは出来ません。
オンラインカジノの基本戦略として、まずは「投資」として成り立たせるために絶対的に必要な「3大要素」の理解を深めましょう。
- 手法(ロジック)
- 資金コントロール
- マインドコントロール
この3つの要素を、バランスよく使いこなす事が出来るようになれば、はじめて一人前と言えるでしょう。
逆に言えば、この3大要素を持ち合わせていない間は、ただの「ギャンブル」であり、絶対に安定して勝つことは出来ません。
オンラインカジノ必勝法は存在する?
短期において言えば、ビギナーズラックで運よく勝てることが、あるかもしれません。
しかし、それでは決して「投資」とは言えませんよね。
中長期的に見て、勝ちを積み重ね続け、トータルで勝利できなければ「投資」とは言えないのです。
しかし残念ながら、オンラインカジノにおいて100%勝てるという必勝法も存在しないのです。
しかし、「攻略法」ならば存在します。
より勝利する可能性を上げるための「攻略体系」システムを指します。
この「攻略体系」で最低限抑えておかなければならない事が、私の提唱する「3大要素」と理解してもらえると良いでしょう。
ビギナーの人や、ギャンブルに「必勝法がある」と幻想を抱いている人は、「ロジック」のみで勝てるものだと思い込みがちです。
「ロジック」は、重要な要素の1つに間違いはありませんが、何よりマインドと資金コントロールが出来ていない状態で、ロジック1つだけでは絶対に勝ち続けることは出来ない!と断言します。
ものすごく乱暴な言い方をすれば、「資金コントロール」と「ロジック」だけで、
1勝する勝率が99%!
という事は簡単なのです。
そしてこれは嘘ではなく、実際に99%の勝率にすることも出来ます。
これだけ聞けば、
「勝率99%なら負けるワケがない。簡単に勝ち続けられる!」
って思いますよね。
しかし、このように思ったのなら、
あとで痛いほど「1%」の負けた時の恐ろしさを知ることになります。
「勝率99%」と言っていることが本当だとすれば、その中身はどういったカラクリなのでしょう?
想像してみてください。
あなたが今から、ジャンケン勝負を100回やるとしましょう。
「あいこ」はノーカウントとし、勝敗がつくまで100回繰り返すとします。
さて、あなたの勝率はどうなりますか?
当たり前ですが、勝率はだいたい50%になるはずです。
つまり50回勝って、50回負ける程度になるのです。
これがフラットな勝負をした時の、「大数の法則」に乗っ取った結論です。
大数の法則とは、確率論・統計学における基本定理の一つ。
極限定理と呼ばれる定理の一種。
たとえばサイコロを振り、出た目を記録することを考える。
このような試行を厖大に繰り返せば、出た目の平均が出る目の平均である 3.5 の近傍から外れる確率をいくらでも小さくできる。
これは大数の法則から導かれる帰結の典型例である。
より一般に、大数の法則は「独立同分布に従う可積分な確率変数列の標本平均は平均に収束する」と述べている。
勝率99%のカラクリ(正体)とは
では実際にジャンケン勝負した時、大数の法則通りピッタリ「50勝50敗」になると思いますか?
おそらく、ピッタリの数字にはならないことの方が多いでしょう。
例えば、「42勝58敗」とかになるかもしれませんし、「58勝42敗」とかになるかもしれませんね。
勝率は「50%」のハズなのに、何故このようになるのでしょうか?
それは試行回数が短期間で、限定されているからなんです。
何にしてもこのような状況では、到底「勝率99%」とは言えませんよね。
では次に、このような条件だったらどうでしょう。
「赤い球が50個と、白い球が50個」箱の中に入っています。
赤が当たりで、白はハズレです。
1回球を引くためには、¥1,000支払って参加する必要があります。
もし赤を引ければ、「掛け金+¥1,000GET」
ハズレの白を引いてしまうと、¥1,000は没収されます。
1ゲーム終了するたびに、引いた球は箱の中に戻すものとします。
このケースでも、1回あたり赤の球を引く確率は50%になるので、短期的には勝ったり負けたりを繰り返します。
そして、大数の法則通りに確率が収束した時には、
「勝ち-負け=¥0」
となります。
つまり誰も、得もしなければ損もしないわけです。
これなら胴元の運営もビジネスが成り立ちませんし、あなたも時間のムダになるだけですね。
これでは意味がないので、勝つために取るべき行動は、
「負けを取り返しつつも勝つ!」
となります。
言葉の響きだけは、カッコいいですね(笑)
そして、その行動の最終的に行きつくところは・・・
「勝つまでやめなければ負けない!」
という所です。
取り返しつつ勝つためには、賭け金を倍々に増やしていく事になります。
これは、世に有名なシステムBET
"マーチンゲール法"
です。
これこそが、「勝率99%」の正体です。
これを実際にやってみると、その結果は…
回数と勝率 | BET | 勝敗 |
1回目の勝率50% | ¥1,000BET | 負け |
2回目までの勝率通算75% | ¥2,000BET | 負け |
3回目までの勝率通算87.5% | ¥4,000BET | 負け |
4回目までの勝率通算93.75% | ¥8,000BET | 負け |
5回目までの勝率通算96.875% | ¥16,000BET | 負け |
6回目までの勝率通算98.438% | ¥32,000BET | 負け |
7回目までの勝率通算99.219% | ¥64,000BET | 負け |
7回目のチャレンジで「勝率99%」条件をクリアしていることになりますよね?
きっと普通の人なら、5回戦チャレンジくらいの頃には心臓がバクバクと鼓動を打ちはじめ、冷静さを失いかける頃です。
確かに、最後に勝てば「勝ち」ですし、利益にもなります。
最初は「¥1,000」儲けようと参加しただけなのに、連敗が続いたときにあなたは、数万円の賭けをすることが出来ますか?
金銭感覚や、お金の自由度は人それぞれですが、負けが続くほどにバカらしくなってきますよね。
1回戦目で簡単に勝とうと、苦しみながらストレスや緊張を感じて7回目に勝とうと、得られる利益は同じ「¥1,000」です。
さらに言えば、
7回戦目に100%勝てる保証はどこにもありません。
「勝率99%以上」というのは、「7回連続で負けない可能性」と言いかえることが出来ます。
確かに1回戦目から見れば、「99.219%」ですが、連敗して7回戦目に挑もうとする時に、目の前にある勝率は「50%」なのです。
そして運悪く7連敗してしまった時に、あなたが投じた資金の総額はなんと…
¥127,000もの負債となっています。
そしてこの時の人の心理は、発生した負債が現実として受け入れられず、これを取り返すために8回目の勝負「¥128,000BET」という危険な勝負に走ります。
結果、勝てばよいですが、こういうときは不思議なくらいに高確率で負けます。
この時のあなたのマインドは正常ではなく、判断がおかしくなっている可能性が高いのです。
そんな目に合わない為にも、トータルで勝っていくためにこれら「3大要素」が全て必要になってくる!ということです。
根拠のない勝負・適当な資金管理・冷静ではないマインド、これらとは反対の行動こそ、「勝利への道(攻略法)」なのです。
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